まるいゆめ!占い師やってます。
人生戦略論の本や記事はたくさんありますが、戦略の理論に則って、実際の経営戦略のごとく人生戦略を構築してみたいと思い、本を読み込んで考えたものを記事にしました。
タイトルに【実践的】と書いてあるのは、そのような理由からです。
この記事を読めば…
- 目的と目標の違い
- 戦略の前に自己分析が重要
- 長期的に人生を考える
- 諦めらめず努力し続ける
などが分かります。
人生戦略とは?ー選択してどこに投資するか決める
そもそも戦略とはなんでしょうか?
戦略は元々、戦争で敵に勝つためのものです。
そのためここで言う人生戦略の定義とは「自己実現することや人生を成功に導くもの」です。
現在の企業戦略は、目的を決めて、人、物、金、情報、時間などの資源を選択して投資を集中することを意味します。
集中することは、他の資源を捨てることと同義です。
企業も人間も持っている資源には限りがあります。企業は全ての資源に投資できませんし、人間の能力にも限界があり、あらゆる分野、業界で成功できる人はいません。
だから選択して、集中する。言い換えれば、何を捨てるべきかを考えます。
人生には時間と資質(自分)という制限があるのですから、何をして、どうするのかを絞ったほうがいいわけです。
人生戦略の目的
目的とは、そもそも戦略の中で、一番重要な概念でありながら、一番決めるのが難しいものです。
目的のない戦略は、戦略ではありません。
「人生」戦略の場合の目的は、叶えたい夢や達成したい物事を設定するといいでしょう。
丸井の人生戦略の目的は、「幸福と豊かさの実現」とします。
幸福に俺はなる!
人生戦略の目標
「目標」は、その人生戦略の目的に近づいていくため達成していくターゲットを意味します。
目的は、目標を包含すると考えてください。
人生戦略の目的をどのようにして達成していくのかという、より具体的な中長期の計画を決めるといいでしょう。
また目標を複数作っても大丈夫だと思います。
例えば、占い師としての確立を3ヵ年の目標とします。それとは別に他の分野の勉強を進める5ヵ年の目標を作ります。
またコミュニケーションスキルが課題ならそれを乗り越える目標を立てます。
目標の数は、各々の人生戦略の目的や優先順位で変わりますが、基本的に少ないほうが集中できるため、戦略の理にかなっています。
優先順位
優先順位の配分について、上記の例えを使うと、占い師として確立する3ヵ年と他の勉強分野の5ヵ年と重なっています。
この時の優先順位は、占い師の確立の方が重要なので、時間の配分を占い師の3ヵ年を80%、他の分野の勉強を20%として考えます。
一年目は集中したいので、占い師は100%、他の勉強分野は0%でもいいぐらいです。
自己分析
戦略は資源をどこに集中して投資するかを決める選択でしたが、人生戦略の一番の資源は自分自身です。
「自分」という努力すれば、増え(成長)ていく資源のどこに投資するか見極めるために自己分析します。
そもそも自己分析をしっかり時間をかけて自分の適性を知らないと、目的とミスマッチすることになり、人生の時間を無駄にしてしまいます。
だから徹底して自己分析に取り組まなければなりません。
明確な夢を持っている人は、自己分析して、シビアに実現可能か検討することになります。
しかし成功したい、自己実現するのが目的の人は、自己分析してから、何をするか決めたほうが合理的です。
適性のあるスキルや仕事を選ぶことと同じであり、就職のパターンです。
そして自己分析で考えることは、強み、弱み、性格、思考、行動パターンなどです。
特にやりたいことと自分の強みが一致しているか、自分の弱みと重なっていないかを確認します。
基本的に「自分の強み」に投資していくことが大事です。
さらに「強み」+「好きなこと」に重なる分野が、人生の必勝法則です。
「強みと好き」にあったスキル、職能、勉強分野の適切な選択が最初の戦略であり、一番重要な選択です。
これを間違うと貴重な時間を無駄にしてしまいます。
例えば、丸井の強みは「作ること」、弱みは「スピードを求められること、頭の回転が遅い」ことです。
強みは「本質的な強み」と「経験的な強み」に分けることができますが、今言っているのは、本質的な強みのことです。
なので、作り込めるブログは得意ですが、Twitterは苦手です。
また3年しかやっていないホロスコープは得意ですが、10年間、晩御飯を作っていても料理は苦手です。
適性がはっきり分かるところまで、自己分析しましょう。
目的との現状分析
現状分析は、現在の「自分の状態を把握」して、自分の実力とポジションを自覚することです。
理想を排除して、現実を見ることで、目的と現状との距離を測り、目的に到達するために必要なことを考えます。
まず自己分析した結果、自分の人格、特性、能力、マインドなどと人生戦略の目的を比較して、何が足りていて、何が不足していますか?
例えば丸井の目的である「幸福と豊かさの実現」と現在の自分と比較して足りないところは、人との繋がりや社会経験でしょうか。
比較、分析すると目的に到達するために、どれくらいの距離があり、どのくらい努力しなければならないか分かります。
目標との現状分析
「目標」も目的との現状分析と同じです。
目的の下にある目標は丸井の場合「占い師としての収入を確立すること」とします。
占い師として確立するために自分の現状分析をして、問題を分析し、やることや方向性を考えます。
上記の目標の課題は自分の場合「集客」と「単価」です。
まず一丁目一番地の集客をどうするか解決策を考えます。
自分の特性として、Twitterでの発信が苦手なのと、要領が悪いところがあるため、今すぐのブランディングと集客は諦めます。
そのためブログなどで質の高いコンテンツを中心にして、認知活動を行い、他の人より時間をかけて、占い師として確立していこうと考えています。
思考力ー考え続ける力
人生戦略を作る本質的な意味は、「人生を長期的に考える」ことにあります。
ほとんどの人達は、人生を短期的に数か月程度しか考えていないのではないでしょうか。
かつての自分も人生を長期的には考えていませんでしたし、「考える」ということの意味が分かっていませんでした。
人間と動物の違いは色々ありますが、その一つは考えることです。
人間に備わった高度な知性で考えることで、様々なものを世の中に創造してきましたが、自分自身の人生も考え続けることで、創造することが可能です。
もちろん「考え続ける」+「努力の継続」が必要です。
そしてあともう一つ大事なことは、「諦めない戦略」です。この言葉は本からお借りしました。
シンプルな考え方ですが、諦めることがなければ、基本的に願望や夢は実現します。
自分は他者より全体的に劣っていることを自覚していて、人生を長期的に考える方向に変更しないと、自己実現ができない凡人なので、人生戦略や人生計画に興味が強くなったと言えます。
行動し結果を出して、自分だけの成功パターンを作ることが大切です。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
自分は西洋占星術(占い)のブログもやっているのですが、占いに使うホロスコープには、自分自身の様々な性格や能力、魂の傾向性が描かれており、さらに大まかな人生計画も読み取れるものです。
ホロスコープは、人生戦略や人生計画として自己実現に活用できるものと考えています。
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